トモミノココロ Vol.13 菖蒲園と版画

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こんにちは。
宮田ともみです。

ずいぶん久しぶりになりましたけれど
今、千葉の白井田園というところで、グループ展をやっているので
そこで少しお話をしました。



今、ここの菖蒲が満開です。

収録日はあいにくの雨でしたが、最近始めた版画のお話とか
よかったら聴いてみてください。



＜森の茂みで＞ 宮田ともみ　ドライポイント

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トモミノココロ Vol.12 July 最終回

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こんにちは、宮田ともみです。

「トモミノココロ」も一年がたちました。
そして今日で最後になります。

最後はどんなお話にしようかしらって思っていたのですが、ずっとお話を聞いてくださった方と、いろんなことをふりかえって、創作のことなどをずいぶん語り合いました。
そしてそれがそのまま「トモミノココロ」12回目のお話となりました。

そうそう、我が家のターラも寝息（鼻息！？）で登場しています（笑）

この一年、いろんなお話をすることができて、とっても楽しかったです♪
聞いてくださった皆さん、本当にありがとうございました！
いつか展覧会場などでお会いできることを願って・・・それではまた！

Ma Tale 〜宮田ともみHP
http://www.geocities.jp/tomotomo_house/


<アトリエ>
今日のお話にあった新しい絵がちょこっと写っていマス！原画は12月の展覧会まで、お楽しみに！


<我が家のターラ>
今日は寝息で登場させてもらいました。ラップパウでのお話の時は、いつもそばで聞いていたんです！


<虹>
ひさしぶりの大粒の雨と雷。そうしてそのあとに、虹がかかりましたヨ♪

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トモミノココロ Vol.11 June

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こんにちは。
宮田ともみです。

梅雨の季節になりましたね。
この日もお昼頃から雨が降り始めました。
けれど風のない日でしたので、窓はあけっぱなし。
そんなふうにして、お家のなかから 雨を眺めているのはなんだか好きです。
雨の日のにおいまで感じられて・・・。

今回は雨音と一緒に、おじいちゃんのことをお話をししています。



お庭に咲いた紫陽花です



　　 「水の宮」


『水の宮』宮田ともみ

私のなかに
水がながれている
この体をくださった
遠い昔から続く
その人たちのながれのなかに
私はいる
水の宮
この心と体にうけつがれた
神聖な場所

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トモミノココロ Vol.10 May

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こんにちは。宮田ともみです。
今回は鳥さんのこと、お話しています。
次々と咲く春のお花、そしてお空をにぎわす鳥さんたちには、新しい命が生まれて・・・！
ちょっとお庭にでるだけでも、いっぱいの命の営みが感じられて、本当に素敵な季節です♪




シジュウカラのヒナ。
ムクムクのかわいいヒナたち！もう手をのばしたらさわれそう！！
はじめの二羽は飛び立って、後の三羽はずいぶんじっとしたままうごきません・・・。



つがいの鴨。
実はこの何日かあとに、子供もうまれていました！
そしてファミリーで遊びにきましたヨ♪



　　さざんか〜再生〜

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トモミノココロ Vol.9 April

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こんにちは
宮田ともみです

田んぼに水がはられて、カエルさんたちがいっせいに鳴き始めました。
春の大合唱♪
今まで静かだった夜はどこへいったのやら
毎日お祭りがくりひろげられているみたいににぎやかです！

今月は、写真も載せてみました。
お話を聞きながら見てくださいね。


家のすぐ裏の田んぼです。
あぜの緑も目にやわらか。




夕日が田んぼにうつりこんで、とってもきれい！



お庭で咲いたレンゲの花。
これから花びらが、ゆっくりと立ち上がっていきます。




小学生の頃から使っていた色鉛筆。
箱が立てられてとっても使いやすいから、ガムテープをはったりして、
ボロボロになっちゃった今でも使っています。
絵はきつねさん！




　　　　　「ヒヤシンス」



『花のたましひ』 宮田ともみ

みんな花のたましひをもっている
わたしの姿がどんなにみすぼらしかったり
どんなにまっくらやみのなかにしずんでみえても
やっぱり花のたましひをもっているの

どうしたら泣かないでくれるのだろうって
あなたはいっしょうけんめい考えてくれたけれど

ちがうのよ
ここには花のたましひがあるのだから
それをみていてほしいだけ
ただそれだけで
くらやみにうかぶ
美しい光をみつけることができるでしょう

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トモミノココロ Vol.8 March

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こんにちは。
宮田ともみです。

ようやく春らしくなってきましたね。

いろんなお花たちが咲き始め
静かだった風景にカラフルな色があふれだして
にぎやかになってくるこの季節。

一年の中で一番好きな季節かもしれません♪


　　　　　　　　「梅」


Ma Tale 〜宮田ともみHP
http://www.geocities.jp/tomotomo_house/

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トモミノココロ Vol.7 February

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こんにちは。
宮田ともみです。

お外では、台風みたいな風がビュービューうなっていて
そんな音が聞こえてくるなかでのお話となりました。

今年の春一番だったようですけど
強く吹き荒れた風とともに、これからどんな春がやって来るのでしょうね。


「見えない春」


『見えない春』　宮田ともみ

彼女が息をふけば
そこいらじゅうがピシピシと　音をたてて氷っていく
彼女にふれれば　あんまりに冷たいものだから
ふるふるふるえて　その手をひっこめることしかできないの
それでも彼女のことが好きだから
手も足も小さくちぢこまって　ずっとずっとそばにいたんだわ
でもね　そうしてじっとしていたら　指先をぽっとあたためてくれるものに気づいたの
ちらちらともえる　あたたかい火がみえてくる
それは　わたしの胸のお家のなかに

彼女はぞっとするほど冷たいけれど
みえない春をもっている

あなたの胸のお家のなかに　わたしの胸のお家の中に
ひかりがともって　あたたかい春のあることを
彼女の息は教えてくれる

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トモミノココロ Vol.6 January

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こんにちは。
宮田ともみです。

毎日本当に寒い日が続いていますね。
ついこの間、雪のちらほらふる京都に行ってきました。
今回はそのお話をしています。
神社でのこと、お寺でのこと、ちょっとお参り気分でお話聞いてもらえたらなあって思います。


「水盤」

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トモミノココロ Vol.５ December

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宮田ともみです。

2007年ももうあとわずかですね。一年最後の月に、展覧会を通していろいろな人たちとお会いして、お話しして、そういう時間を作れたことがとてもうれしく思いました。

今回はそのご報告と、また一つ、絵と詩を紹介しています。


「たましづめ」

『光の柱』　宮田ともみ

手のひらを　天にかざせば
ゆびさきがおどりだす
光めぐる柱となって
渦をまいて　おどりだす

わたしのおどりは　大地のしづめ
ゆたかな命が結実し
こうべをたれて　その身を捧げることでしょう


あなたの命をいただいて
わたしの命とかさなる時に
ほら　聴こえてくるでしょう
光めぐる柱の音が
　
手のひらを　天にかざしておどりましょう
大地のうたに　この身をゆだねて

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トモミノココロ Vol.4 November

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宮田ともみです。

冬ももうずいぶん近づいてきましたね。
そう、そしてもうすぐ私自身の展覧会も近づいてきました。なので今回は展覧会に向けての思いなど、心の中のことをお話してみました。

12月3日から9日まで、寒さも増してくる季節ですが、気持ちをほっとあたためにギャラリーに遊びに来てもらえたらうれしいなって思っています。


個展: 星降る夜に〜祝福〜
会期：12月3日(月)‐9日(日) am11:00‐pm6:00
会場：ギャラリーURANO
東京都台東区柳橋1-9-1柳橋ティーアイビル1F
Tel [phone]

詳しくは私のHPにも載せていますので、よかったら見てみてくださいネ！



「祝福のラッパ」

『祝福のラッパ』 宮田ともみ

お空から　祝福のラッパが聴こえてくる
ひとつの命がうまれるたびに
ひとつとして同じものがないメロディーを
金色のラッパは奏でるの
どんな命も　祝福されないものなどありはしないのよ
どんな命も　喜びのメロディーをその心のうちにもらったの

この地上におりてきて
命のまあるくふくらんできたときに
あなたに聴いてもらいましょう
お空からいただいた　私のメロディー
あなたも思い出したら聴かせてね
お空に響いていた　あなたの喜びを

あなたとわたし　金色のラッパのメロディー奏でれば
ここもお空と同じ
神様からの祝福が　そこいらじゅうに広がるの

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トモミノココロ Vol.3 October

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宮田ともみです。

朝晩とても冷え込むようになりましたね。

今回も縁側で、でもちょっと寒かったからあったかいショールにくるまって、ショウガの紅茶を頂きながら、タラ（猫）ちゃんも一緒になってお話させてもらいました♪


「Deep Forest」

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トモミノココロ Vol.2 September

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もう９月も終わりです。
夕方にもなると、秋の虫たちがにぎやかに鳴きはじめます。
そんな虫さんたちの声をききながら、最近のこと、絵のことなど、お話ししました。
まだ暑い日もありますけれど、秋の気配を感じながら聞いてもらえたらいいなって思います。


「よこたわる小川」


「眠りの卵」　宮田ともみ

風から舞いこんだ
眠りをほしい人の声をきく
わたしはその風を
ちいさくたたみこんで
胸のポケットにしまった

ときおりそれをとりだしてみる
その人に眠りが届くように祈ってみる
祈りの声は音となって舞い上がり
その上にちいさく葉を茂らせた

やがて花を咲かせ
実を結び
種がはじける

碧く碧く　植物は繁茂し
その茂みの中に　眠りの卵がうまれてくる

碧のイメージの深みの中から
ほんのり輪郭をゆらめかせて
あらわれたところをみつける

ああ　沈んでいく
ふかく　
　ふかく
　　とても深い碧に・・・

そしてもう一度
あの風をよぶ
風のきれはしをもらって
眠りの卵を大事に包み
ふっと息をふきかけた

いつしか風はそれをそっとはこぶ

眠りの卵があの人のところで孵りますように・・・

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トモミノココロ Vol.1 August

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はじめまして、みやたともみです。

『トモミノココロ』では、田んぼのアトリエでの日々の暮らし、描いている絵や詩のことなどをお話ししていきます。

今ここに吹いている心地のいい風が、聞いてくださるみなさんにも届きますように！


「マタ・ハリ」


ターラと縁側


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